もう旅に出て3週間は経っている。
風家を出て、いまはカフェに併設されている宿泊施設にいる。
来間島(宮古島のわきっちょ)|Yacha Yacha/ヤッカヤッカ
こちらのオーナー夫妻は名古屋出身ということで、旅に出る前からチェック済みだった。大島やすおさんはwebデザインや映像の仕事の傍ら、宮古島市のまちづくりにも関わっている。パートナーのかおりさんはカフェを担当していて、センスのいい空間作りにこだわりを感じる。家族で名古屋から移住して10年以上経つという。当時小学生だった2人の子どもたちの成長の軌跡なんかも伺い、父であるやすおさん、母であるかおりさんのそれぞれの想いを聞けたことはとても興味深かった。きれいな海!だけではすまない生活者ならではの苦労も感じられた。それでもこの土地で生きていく覚悟が伝わってきて、宮古島が来間島がこれから生きる人たちにとって、ステキな場所であるよう根気よく活動を広げている。市長のこと、行政のこと、住民のこと、移住の受け入れのこと、サテライトオフィスのことなど、いろんな話を聞かせてもらった。きっと、稼ぎにならないこともたくさんあるんだろうけど、遊ぶようにしなやかにこなしているように見えた。
大島さんのインタビュー記事↓
ここでのバーベキューに参加させてもらう。移住者、カフェスタッフ、IT会社の社長など、いろんな人がいろんな想いを交錯させる。
その晩、布団に入りながらふと、自分のまちを想う。自分の家族を想う。
旅の終わりを意識し始めた。