「いまを生きる」勇気

三児の母。不登校児を連れて宮古島へ旅に出たり、大きなイベントを企画したり。その度に自分の弱さをみつける。そんな私の「成長しない」日々を綴る。

宮古島生活〜あいたい長浜編①〜

来間島から池間島に宿泊先を移している。

宮古島ロックフェスの影響で市街地の宿泊施設はどこもいっぱいだ。ゲストハウスで知り合った旅するステキなご夫婦に市街地からちょっと離れた池間島の民宿を予約してもらっていた。

「あいたい長浜」

池間大橋を渡ってすぐの集落にある民宿。

地元の方が営んでいる。とはいえオーナーの長浜さんは他の仕事も持っているらしい。小学生から高校生までたくさんの民泊を受け入れているようで、写真やメッセージが飾られてあった。沖縄本島の小学生や関西の高校生が来て、釣りをしたりシュノーケルをしたりしていくそうだ。中にはお別れの時に涙を流す子もいるらしい。

 

確かに、ここでの生活はマチの子たちにとってディズニーランド以上に夢みたいな時間だったんだろうと想像できる。半端ない海の美しさに言葉はいらない。それ以上に必要なものもない。どこまでも碧い海に抱かれるように泳いだり、船に乗って釣りをしたり 、波の音を聞きながら夕陽を眺めたりしたんだろう。あ〜、青春って感じ。

 

今日は島内のビーチに行ってシュノーケルを次郎とした。そこに居合わせた地元のおじいらしき人に話しかけると、なんと!ニューヨーク在住、画家をしているというおじいさんだった。ふとビーチに目を向けて「この海、絵に描きたいと思いませんか?」と聞いたら、「これは、描けない。」と。きれいすぎて、表現できないということらしい。絵描きすら投げ出す宮古島の海。スゴイ・・・。

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集落の中にあるということで、おじいたちの井戸端会議に混ぜてもらったり、オーナーの友人宅(漁師)でとれたばかりのカツオの刺身をいただいたりした。このカツオ、美味しいのは当たり前だが、あら煮には白子や心臓があって、それはそれはかなりの美味しさだった。

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私に話しかけてくれる言葉は普通だが、地元の人同士の言葉はサッパリわからない。宮古島にはいろんな集落があり、言葉も全然違うらしい。出身が違うと言葉が通じないことがある。ただ、池間島のおじさまたちは「その中で池間の言葉が1番優しい。」と言っていた。そのセリフに地元に対する誇りを感じさせる。2泊だけの短い宿泊だが、友人宅の飲み会に気さくに誘ってくださるのが嬉しい。明日、誕生日の花子にのぬいぐるみをもらう。

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気がつけば5/18に旅に出て、まるっと1ヶ月が経っていた。