この本、ご存知?著者の二村氏はAV監督している人みたい。最初、題名を見たときはあまあ、『既婚の自分が読むにはちょっと、時期を過ぎているかな』って思っていたんです。でも、読み始めると、こう、心理学的なことがわかりやすく…。
1番心に響いたのは、
【6章】すべての「親」は子どもの心に穴をあける
ってとこ。私は親になり、自分の心に穴があることを自覚していたが故に、自分の子どもにはできるだけ穴をあけないように気をつけていました。が、結局ここに書かれているように「悪い親」も「普通の親」も「良い親」も、みんな子どもの心に穴をあけるってことがわかりました。ココ、全ての育児書に書いておくといいのに。その歪みをみんな抱えて、恋愛にその関係を持ち込みながら「くりかえす」ことで「やりなおし」ているのだと、本に書かれています。
母の呪いがかかった私たちは、それを親のせいにすることが社会的に認められない状況だから、より辛い、と。だから、“1回ぜんぶ親のせいにすること、そしてそれは恨みつづけるためではなく「自分の心の穴」を知るため”だと書かれています。そして、その穴を埋めるために相手を求めるのではなく、「心の穴」を自分が知ることが大事だと二村氏は言っています。以下、引用↓
“親を疑ったことがない人も、親を恨み続けている人も、自己受容できなくて恋愛で苦しんでいるとしたら「自分の心の穴のかたちが見えていない」という点では同じです。”
“「親が自分にどんな心の穴をあけたのか」を知って、「自分は人から、どんなことをされると傷つくのか」「自分は、どのように人を傷つけてしまうのか」ということに気づくことが大切なんです。”
“「おまえは、ここにそのまま存在していて、いいんだよ」と肯定・受容されつづけて育った子どもは、大人になってどんな状況になってもタフに生きていくことができます。”と述べたうえで、
“すべての子どもの心には「穴があく」のだから、出産も子育ても怖がらなくていい。”とこの章を締めくくっています。
以上引用終わり
心の穴は【良い】【悪い】ではなく、日常のコミュニケーションの癖として出てきます。そして、これをしっかり自覚させれくれるゲームがあります。それが《貿易ゲーム》8/20、土曜日、愛知県長久手市・文化の家で行います。その気づきを助けてくれる講師・柴田朋子さん(キャリアカウンセラー)にお願いしています。経験者のみならず、初めての方も是非、どうぞ。
自分の「心の穴」のかたち、一緒に探してみませんか?
詳しくはこちらをご覧ください↓