この本を読んだ感想↓
長いこと自分の中で、何度考えてもわからない問いが書いてあった。
「僕らは戦争を無くすことはできない。」のページよりタモリさんの言葉を引用させてもらう。「戦争が無くならない理由は何だと思う?」
以下、引用始め(p165-166)
「それはな、人間の中に『好き』という感情があるからだよ。そんなものがあるから、好きな物を他人から奪ってしまう。また、好きな物を奪った奴を憎んでしまう。ホラ、自分の恋人をレイプした奴を『殺したい』と思うだろ?
〜中略〜
『LOVE&PEACE』という言葉があるけど、LOVEさえなければPEACEなんだよ。その生き方はかぎりなく動物や植物の世界に近いな。ただ『好き』がない世界というのも、ツマラナイだろう?難しい問題だよ、これは。どうしたもんかね?」
以上引用終わり
スゴい話だな、と思って。「LOVE&PEACE」ではなくて「LOVEorPEACE」だとタモリさんは言う。結構、衝撃的なお話しだった。私は何かあると、考えていた。『どうしたら、戦争はなくなるのか?』ずっと答えが出なかった。いや、想像上では、報復したい気持ちを抑えて“許す”勇気を持つこと、なんて思っていた。でも、自分の愛するものの命が奪われたら、そんなことは微塵も考えられないだろうな、とも思っていた。だから、最終的に『人類がいなくなれば、いい。』なんて雑な結論で思考停止したままだった。また、少し考えるきっかけをいただいた。
このタモリさんの大きな問いにニシノさんが、応えるカタチでで生まれた絵本がこちら↓
『オルゴール ワールド』
コレ、 読みたいな。
◎ニシノアキヒロさんのトークライブに行きました⑥ - 不登校児を育てる。 いや、私が育つ…のか?
◎ニシノアキヒロさんのトークライブに行きました⑦ - 不登校児を育てる。 いや、私が育つ…のか?