小学生の子どもを持つ、全てのお母さんへ
私は20代から41歳まで、ずっと小学生を預かる“学童保育指導員”の仕事をしてきた。その間、結婚・(育休・出産・育休)×3回、職場復帰を3度経験した。大変だったか?と聞かれれば
「大変だった。」
と答えるし、楽しかった?と聞かれれば
「楽しかった。」
答えるだろう。結局、どっちもたくさん経験してきたからね。
普通のお母さんより、たくさんの子どもの成長をみてきた。小学生時代の6年間、その後も付き合いがある子は、それ以上。いろんな子どもがいて、それはそれは、人間の幅を広げさせてくれる良い経験となった。自分と向き合う機会をたくさんもらったおかげで、自分の子育てにも、余裕ができ・・・た、とは言い難いか。
ただ、いろんな子どものいろんな行動は、ホント、興味深くて。子どもをどうにかコントロールしようと思っていた若い頃は、全然うまく関われなかったけど、自分の身体に命が宿り、自然の流れで命が産まれてくる偉大なしくみを体感してから、“あー、身体はなんでも知ってる”という想いが溢れてきた。その体験のおかげで、あらゆる場面で子どもたちに委ねていくことができるようになった。
そこから、どこまでも自由な保育を目指して仕事をしてきた。いつもうまく行くわけではなくて、“自由がゆえの不自由さ”にもブツかって、迷走しながら指導員仲間や子どもとともに放課後を過ごしてきた。今だって、正解なんてわからない。
でも、たった1つ言えることは、
あのときの「え!ちょっと、それ困る〜!」といった経験が、全て財産になっているってこと。子どもの、じゃないよ。私の、財産に。
だから、いま、何かに困っているあなたがいるなら、大丈夫。そこ、そこがちょっとがんばりどきだけど、大切なものが埋まってる。もうちょっと掘り起こしてみよ!って伝えたい。大切なものがなんなのか、なんてわからない。今、必要なものではないかもしれない。でも、ちゃんとあるんだよ。そこに。
いま、わが家の長男(小6)は寮付きの自由な学校に通い、次男(小2)は不登校のまま家にいる。小学生にして2人とも、人生を選択している。もうね、子どもたちの将来がどうなるかなんて、わからない。だけど、困り事のたびに自分と向き合うしかなくて。そうして、自分の本音を探すんだ。不安や迷いを丸抱えで、それでも自分を信じる、という選択を私はする。
自信満々なんかじゃない。積極的な選択をしよう!と言いたいわけでもない。消極的な選択の中にも、一筋の光を見る、そんなささやかな信頼を寄せていく。
あなたの、『困り事』という名前の『財産』は何?
子育てカフェ、始めます。
ランチ食べながら、そんな日常を語らいましょう。
日にち:11月21日(月)
時間:11:30-14:30
参加費:3000円(+各自飲食代)
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230302/23049230/
5名まで。
今後、おハナシ(話す・離す・放す)会での講師、やります。一名ごとに参加費3000円お支払いください。あなたの街のお話し会にお招きください。5名以上集まれば、伺います。名古屋市内か長久手市内で。働いているお母さん。土日に企画してください。
「小学生の放課後」
「学校に行きたくないと言われたら、どうするか?」
「仕事、子育ての両立」
「自分の生き方」
「夫の育て方」
このあたりのテーマで、話して、離して、放してみませんか?いつものメンバー話してるといつものグチ、いつもの価値観、いつもの方向しか見えてこないものです。いつもと違う視点や、問いの中でおハナシしましょう。
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