「いまを生きる」勇気

三児の母。不登校児を連れて宮古島へ旅に出たり、大きなイベントを企画したり。その度に自分の弱さをみつける。そんな私の「成長しない」日々を綴る。

次男が学校に行ってみて…

一昨日は久しぶりに、次男が学校に行った。

shino-bu.hateblo.jp

 

「4月から学校に行く?」と私。

「いや、いい。」と次男

 

ま、そうだよね。

 

自分の中で、いろんなこと想いが巡る。

公教育に対しての不満を抱えて、市長に手紙を書いたこともあったし、スクールカウンセラーを困らせてたこともあったな。

「いい教育」を探して、長男は今、そこの学校に行ってるけど、次男は行きたがらない。そこで、私の母親としての“無力感”に襲われる。

 

何にもしてやれてないんじゃないかって。

 

でも、そんなことはなくて、いや…。無力でもいいんじゃないか、とすら思うようになってきた。子どもの幸せのために何かをしてやりたい、親として、普通に湧き起こってくる感情だと思う。子どもが困っているなら尚のこと。

 

ん?困ってる?だれが?

 

次男が?

私が?

学校が?

 

ん〜、困ってない…のか?困ってはないな、そーいえば。

外に出て、誰かと関わる場所があったらいいのに。そう思うのは、私自身のこと、なのか。“自分の欲求”と“子どもに必要”だと思うものがこんがらがってる。そもそも、“子どもに必要”なものってナンダ?

 

新しい時代の新しい命が、自分と違う価値観を生きる、そのことを受け入れていないのは私なのかもしれない。子どもと関わる仕事をして、たくさんの“受容”をしてきたつもりだけど、わが子はそこを越えてくる。それでも、愛さずにはいられない。次男が私の世界を広く、深くしてくれる。

 

とても興味深い場所まで、連れて行かれるんだ。まだ、この先も。

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