「いまを生きる」勇気

三児の母。不登校児を連れて宮古島へ旅に出たり、大きなイベントを企画したり。その度に自分の弱さをみつける。そんな私の「成長しない」日々を綴る。

本日、入学式。

長男の学校、「かつやま子どもの村小中学校」の入学式。

中学生になった長男他、小さな身体のかわいい小学1年生もいる。かわいいな。

 

年々入学式で登場する新入生が、増えている。こんな学校の必要性が、世の中にどんどん広がっているように思う。

 

学園長・堀さんの言葉

「ここは自分の頭で考えて、自分で決める学校です。だから、みんなしっかり頭を使って考えてください。大人のみなさんも、考えてください。」

 

だから、大変なこともあるかもしれないけど、やっぱり、大事。

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ここの学校に、家族全員で行く行事は年3回くらい。あと3年間、お世話になるけど10回も行かないんだ。毎回行くと、不登校次男に顔を合わせて、挨拶してくれる長男の元担任の大人。信頼できる大人に預けたいのと、この学校との繋がりを持っていたい私のエゴで、「ねーねー、一回、体験宿泊しておいでよ〜。」と次男に言葉をかける。

 

昨日の感謝の言葉は、何処へやら。こちらの都合を押しつけてみたって、そうそう心変わりしない次男の芯の強さを再確認。

 

私は「いい教育」に憧れて、ここに出会っているけど、きっと合わない子もいる。選択できるといいのにって、思うこともなくはないのだけど、選択できる不自由も知っている。いや、次男はすでに“家にいたい”という選択をし続けているんだけども。

 

家にいる、公教育を選ぶ、違う学校に行く、フリースクールに行く、別の居場所をつくる、私と次男と、妥協点はいつか見つかるのだろうか。

 

このままでいい

このままではいやだ

 

そういう自分の中で、妥協点は見つかりそうもない。