小1〜中2までほぼ不登校だった次男が
本日、中学校を卒業した。
私は久しぶりの式典に、慣れない靴と服、慣れない時間にそわそわしながらの参加。中2までほぼ学校へ行かなかった次男が、高校受験をすると毎日学校へ行き出した中3。ぼちぼち休むこともあったし、がんばって練習した行事明けは、休みが増えたけど、年間どーかな、30日くらいのお休みだったと思う。それだけで、すごいよね。
いくつかの教科でテストも受け、評定も中3になって初めて出た。とても努力したと思う。自分の人生を考えたときに、全日制の高校へ行くことが、彼にとっては目標なんだと思った。
彼が中2のときに、私は伝えた。
「いろんな高校があるから、自分に合わせて行きやすい高校(夜間とか通信とか)にしたらいいよ。」
という、すごく理解ある母親のアドバイスは全く聞き入れず…後に私は、理解ある、なんかじゃなくて、不必要な甘やかしだったと反省する。だし、びっくりするほど私は、彼を理解してなかった。本人が望んでいたのは、今の自分に合う合わないじゃなくて、なんとなく目指す将来像があって、その上でどうしたいか、をちゃんと考えた上での進路だった。
対話が大事と言われる昨今だけど、自分の子と対話ができたな、なんて思うことないし、子どもの気持ちを聴ききれてる気なんか、全然しない。
いつも、私は間違うし
いつも、私はコントロールしたい
私は私の欲望を子どもに押し付ける。それを愛情と見せかけて押し付ける。幸いなことに、思った通りにならなくて、そのときは、んーと考え込むし、なんなら傷ついている。
でも、それは、ほんとに!
“幸いなこと”
友人のお父さんの名言は
「子育てがうまくいってる、と思ってるなら、それはすでに間違ってる。」
何はともあれ、たくさんの人たちの愛情を受けて、大きくなりました。ほんとにおかげさま。
ありがとうございました。