旅の終盤、何度も思い出す絵本があった。
こちら↓
「スイミー」でおなじみにレオ=レオニ作、「ぺツェッティーノ」(発音しにくい😭)
主人公はオレンジのシカク。ぺツェティーノが自分は誰かの取るに足りない“ぶぶんひん”なんじゃないかと(つまり、誰かの一部)いろんな生き物に尋ね回る。
でも、聞いてもみんな「自分に足りないものはない」って言う。最後に賢いやつから“こなごな島”に行ってごらん、とアドバイスをもらう。
そしてぺツェティーノはこなごな島へ。そこにたどり着くと、つまずいて“こなごな”に壊れちゃった。
『やっと ぺツェティーノにもわかった。じぶんも みんなと おなじように ぶぶんひんが あつまって できて いると。』
『ともだちが ひとりのこらず かれを まって いた。
「ぼくは ぼくなんだ!」かれはおおよろこびで さけんだ。
なんの ことか よく わからなかったけど ぺツェティーノが
うれしそうだったから みんなも うれしかったのさ。』