「いまを生きる」勇気

三児の母。不登校児を連れて宮古島へ旅に出たり、大きなイベントを企画したり。その度に自分の弱さをみつける。そんな私の「成長しない」日々を綴る。

旅の途中で、ふと②

旅の終盤、何度も思い出す絵本があった。

こちら↓

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スイミー」でおなじみにレオ=レオニ作、「ぺツェッティーノ」(発音しにくい😭)

 

主人公はオレンジのシカク。ぺツェティーノが自分は誰かの取るに足りない“ぶぶんひん”なんじゃないかと(つまり、誰かの一部)いろんな生き物に尋ね回る。

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でも、聞いてもみんな「自分に足りないものはない」って言う。最後に賢いやつから“こなごな島”に行ってごらん、とアドバイスをもらう。

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そしてぺツェティーノはこなごな島へ。そこにたどり着くと、つまずいて“こなごな”に壊れちゃった。

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『やっと ぺツェティーノにもわかった。じぶんも みんなと おなじように ぶぶんひんが あつまって できて いると。』

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『ともだちが ひとりのこらず かれを まって いた。

「ぼくは ぼくなんだ!」かれはおおよろこびで さけんだ。

なんの ことか よく わからなかったけど ぺツェティーノが

うれしそうだったから みんなも うれしかったのさ。』