《目次》
⑴西野さんを長久手にお招きしたかったワケ
⑵コミュニティ形成のイベントづくり
⑶イベント計画段階で、発揮した力(←いまココ)
⑷イベントを開催するにあたり、気をつけた“ない”こと
⑸ゲスト選びと参加者選び
⑹当日の参加者の動き
⑺イベントの後で・・・
⑶イベント計画段階で、発揮した3つの力
以下、3点の私の持つ力を発動させました。
❶後悔する力
❷できない力
❸まとめない力
どういうことかというと…ね。
❶後悔する力
これ、私、結構たくさんあるんです。今まで、“どうしてあの時、〜言えなかったんだろう”“どうして、あんな態度しかとれなかったんだろう”“どうして、あの人を大切にできなかったんだろう”そういう後悔をいっぱい抱えているんです。その後悔を今回のイベントで償うような気持ちが原動力になったかもしれません。
❷できない力
これも、いーーーっぱいあります。基本、パソコンを使った事務作業はできません。デザインはもちろん、レイアウト、計算、文書作成が苦手。今回はトークライブという舞台がメインなのに、舞台のことを何にも知りませんでした。あと、先を見通す計画を立てることも苦手。大きなイベントを主催したことのない私は、驚くほど見通しが甘く、楽観的だったので、当たり前に準備しておくべきことが手付かずのままイベント1ヶ月前に突入していました。短い期間で、たくさんの方がタイミングよく「これ、必要でしょ。やるよ。」と言ってくれたので、全て、お任せすることができました。そして、それぞれの担当者がすごいスピードで、楽しそうに準備が進みました。
❸まとめない力
これ、ね。私、カリキュラムのない子ども相手の仕事をしていたので、どんどんまとめない力が身に付いていったんです。もちろん、若いときはあったんです。まとめる力。でも、それでは子どもの能力が行き詰まり、想定内のことしか起こらないことに気づきました。なので、まとめないように気をつけていったところ、子どもの自主性がしっかり出て、集団が生き物のように時間をかけてバランスをとりながら、一人一人の役割ができていくことを目の当たりにしてきました。おかげで私は管理・指示・命令が苦手になって、この「まとめない力」がついてきたのです。今回のイベントも頼りなさを発揮して、うろたえているうちに、そこここでその場の判断が働き、その場にいるメンバーで、その場を創り上げていく様子が見られました。
あー、こうして振り返ると、ほんと、周りの人たちの“すごさ”に驚かされます。奇跡の連続か?と思うほど、先を見通せない私の元にナイスなタイミングで必要な助けが入ったのは、もう、誰に何を感謝していいかわからないほど。