いつかそういう日が来る
そう、おぼろげに考えていた。
今までの相棒とは、長男次男長女の3人と共に生きてきた。私も全身全霊で子どもたちの成長を心から願い、こいつは相棒としてなくてはならない存在だと切に感じていた。雨でもレインコートを被り、風が強い冬は子どもに一枚ショールをかけ、その足で職場に向かう。帰りには買い物でいっぱいのカゴ。とても重い、そして安定した自転車だった。
末娘が小学校に上がり、手がからなくなった。私は家で行ってらっしゃいと、笑顔で送り出すだけの母となった。
さて、私は私のために生きますか…
私の ペースで、私の行きたい道を、私だけのために。
というわけで、長男が0歳児から約15年間、風の日も暑い日も、ものすごい寒い日も、保育園へ職場へ、共に過ごしてきた相棒を乗り換えます!
私の新しい相棒、よろしくぅ。
こいつと毎日13キロの職場まで、往復しまーす。とても軽くて、なにより楽しい。まだ2日間しか乗ってないけど。