私は、大人になってから「光る泥だんご」作りにハマった。
流行ったのは、どうだろう?25年くらい前かな?学童保育の仕事をしている時に、保育園上がりの子どもたちから、教わった。最初はボッコボコのジャガイモみたいな泥だんごしかできなかったけど、何度も何度もやっていくうちに、ちゃんと、まあるくなるの。
もっと光らせたくて、流行らせた人の本まで買って。
https://www.amazon.co.jp/光れ-泥だんご-普通の土でのつくりかた-加用-文男/dp/4062110113
で、作って壊して、作ってあげて、を繰り返していくうちに、そこそこのモノができるようになった。でも、まだ、クレーターみたいなものができて、最高の「泥だんご」を作ったことがない。
正直、出来上がると、嬉しさよりも落胆が大きい。
『あー、また、ツルッとできなかった・・・もっと、キレイなものが作りたい!』
泥と砂をひたすら、触り。それがなんとも心地よい。力を最小限にして、だんごの曲線をなでる。これは、ホントに職人の粋。いや、笑うけど、マジだから。単調な作業なのに、その積み重ねが結果を左右する。
ん!これ、子育てと一緒だな。
力を入れると壊れ、優しすぎるとカタチが整わず、途中で何度も投げ出したくなり、完成したその姿は理想形ではないものの愛さずにはいられない・・・。とか言ってみる。
手の感覚が全ての泥だんご。これ、作っている時に、“無の境地”になる。おもしろいことに、大人が真剣にやり始めると、周りの子どもに伝染して、あちこちで泥だんご作りが始まる。
やりなさい、やろうよ、やったらおもしろいよ。
そんな声かけよりも、ずっと、「大人の本気」は伝わるのだ。
そういうこと。泥だんご、恐るべし。
子どもを見て、『くだらない』と思うなら、あなたの人生がくだらない。
子どもを見て、『好きなことやってる』って思うなら、あなたの人生そのもの。
子どもを見て、『うらやましい』って思うなら、私、さっさとヤレ。
で、ゲームとyoutubeの動画見て楽しんでる息子を『くだらない』と私は思っているので、私もくだらない人生。泥だんご作ってるからね。くだらない、からダメでもないし。ダメ?いや、ダメでもいいしな。
お金を稼ぐ、真面目に働く、いいお母さんになる、身体にいいものを食べる・・・いろんな、「きちんと」が、自分から離れていく。そうすると、遊び方が、ふっと湧いてきて。
大人の遊び方!そう、私の身体を超えて遊び出す。泥だんごに夢中になっている気持ちと何にも変わらない。ただ、この球体がどこまでも「まる」でありますように、ただ一点を祈り続けるだけ。
アホっぽく、どこまでも、地球をなでるみたいに。
まあるくなりますように・・・
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子育てカフェ、やります。一回きりか、続くのかはわかりません。
ランチ食べながら、そんな日常を語らいましょう。
日にち:11月21日(月)
時間:11:30-14:30
参加費:3000円(+各自飲食代)
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230302/23049230/
5名まで。
メッセンジャーからお申込みください。
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今後、おハナシ(話す・離す・放す)会での講師、やります。一名ごとに参加費3000円お支払いください。あなたの街のお話し会にお招きください。5名以上集まれば、伺います。名古屋市内か長久手市内で。働いているお母さん。土日に企画してください。
「小学生の放課後」
「学校に行きたくないと言われたら、どうするか?」
「仕事、子育ての両立」
「自分の生き方」
「夫の育て方」
このあたりのテーマで、話して、離して、放してみませんか?いつものメンバー話してるといつものグチ、いつもの価値観、いつもの方向しか見えてこないものです。いつもと違う視点や、問いの中でおハナシしましょう。
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