そして、最後の回のトークライブは…
《きのくに学園卒業生の声》と題して、リアルな学校生活や今どうしてるか、など聞いてみよう!の企画をしました。息子はじめ、親しい子や近くの卒業生に声をかけたところ、山梨、和歌山、東京からも駆けつけてくれることになり、6人の登壇者が決まりました。
交通費出せないよ、大丈夫?と私の心配をよそに、距離感がフツーじゃない感じで、快く引き受けてくれたあたり、おもしろかったです。しかも年代が少しバラけてて、高校生、大学生、社会人と揃い、バラエティに富んだメンバーとなりました。
トークライブの司会は、別の長久手イベントで出会った志高い若者(おばちゃんくさい言い方!あ、おばちゃんだった…)・赤木さんに頼みました。教員経験があり教育に関して、とても真摯向き合っている方と感じました。
はじめまして、の司会者と登壇者だと緊張するかと思い、登壇前の時間は食事をしながらの打ち合わせタイムを設けました。私はその場にいなかったので、わかりませんが「なんとかなるでしょ」みたいな感じで終わったみたいです。
卒業生に会えるということで、映画を観たことがある方もこの回に来てくれていました。80席はほぼ満席でした。
そしてトークライブは、赤木さんの安定感のある声から始まり、卒業生の自己紹介→会場との感想シェアタイム→卒業生への質問タイムと、終始和やかなムードで、心豊かな時間をみんなで共有しました。
あの空気感を…居なかった人へどう伝えていいかわからないのですが、6人の卒業生があまりにもナチュラルに話す姿に、なんとも言えぬ感情が湧き起こったのは私だけではないと思います。安心感みたいな、その佇まいだけで嬉しくなるような…親の欲目かもしれませんが、飾らず気負わず“そのままの自分でいる”という姿勢に、あの学校の理念が子どもたちをどう育てたか、の証明をしていたかのようでした。
④へ続く